鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館

本日休館 | CLOSE

2021.6.25(金)

本日休館 | CLOSE

2021.6.25(金)

EXHIBITION

企画展

中里和人写真展「小屋とMABU」

2018.04.28 - 2018.07.01

写真家で全国の「小屋」を写真に収めてきた作家の中里和人さんの「小屋」と「MABU」をテーマにした展覧会。

約40年前、田島征三と共に暮らしたヤギのしずかは絵本にも登場しました。絵本と木の実の美術館では、3年前からヤギの飼育をはじめ、母ヤギに「しずか」と名付けました。ヤギ小屋の建て替えを控えた今年、写真家で全国の「小屋」を写真に収めてきた作家の中里和人さんをお迎えし、新たな小屋を制作します。春の展覧会では、「小屋」と「MABU」をテーマに中里和人さんの作品を展開します。

本展「小屋とMABU」に寄せて
1990年代後半から北海道から沖縄まで巡り、日本各地の小屋を発見し、撮り続けてきました。廃材や余った部材を駆使し、セルフビルドで建てられた小屋は、現代の暮らしがもとめる過剰さがなく、全て簡潔で力強い意匠をしていました。日本中の大地には、建てた人たちの個性が小屋の姿となって立ち現われていました。
2001年から廃材をもらい集め、車に積んで組み立て、解体、移動のできる「Shed Works」シリーズを開始。畳一畳サイズの小屋を制作しました。これまでに9号の小屋を制作してきています。
MABU(まぶ)は、十日町一帯にある人が手で掘った素掘トンネルです。江戸時代より山間地に水田を作るために考え出された水の流れるトンネルで、房総半島の山間地と十日町一帯に今も現存し、稲作を可能にしています。そのMABUと呼ばれる素掘トンネルの景観に光を当て、2012年・2015年の「大地の芸術祭」で発表しました。(もぐらの館/下条地区)
小屋もMABUも、人間サイズ基本に発想され、暮らしの中で大地に働きかけ、自然と人間が共存することで生まれてきた社会的な景観です。今回は、人間の手の力(ヒューマンスケール)が生み出した、素晴らしい痕跡景観としてご覧ください。

企画展一覧