鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館

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2024.12.7(土)

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Tashima Seizo Picture book field

絵本のはらっぱ

はたけうた

「ヨイショ たがやす はたけの つちは ほって ホカホカ くろい つち ドッコイショ」誰かが唄いながら大地を耕しているような、そんな畑の歌「はたけうた」が聞えてくるよ!

出版社
福音館書店
作者
田島 征三
発行年
2006年
価格
990円(税込)

耕す人も、土も、野菜たちも、思い思いに歌います。歌につられてちょうちょが飛んできて、雨も太陽も加わりながら、ぐんぐん野菜は育ちます。秋になり赤とんぼが飛んでくると、今度は芋や豆が歌いだします。最後は北風冷たい季節に…春からずっと誰かがうたってる、なんて楽しい畑でしょう!

歌手の小室等さんと共に、全国津々浦々「はたけうたコンサート」が開かれ、小室等さんとともに巡業した田島征三。東京都西多摩郡の旧日の出町に引っ越し、半分農業・半分絵描きとしてヤギと家族と暮らしてから、野の草花や畑の野菜、田んぼの稲が育つのをその目で見つめ続けました。この時代に描かれた絵本は、こうした里山の生き物や自然の生命力があふれています。

【関連する作品】
▼畑が題材になった絵本
≫『はたけのともだち』
≫『はたけのカーニバル』

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