はたけうた
「ヨイショ たがやす はたけの つちは ほって ホカホカ くろい つち ドッコイショ」誰かが唄いながら大地を耕しているような、そんな畑の歌「はたけうた」が聞えてくるよ!
- 出版社
- 福音館書店
- 作者
- 田島 征三
- 発行年
- 2006年
- 価格
- 990円(税込)
耕す人も、土も、野菜たちも、思い思いに歌います。歌につられてちょうちょが飛んできて、雨も太陽も加わりながら、ぐんぐん野菜は育ちます。秋になり赤とんぼが飛んでくると、今度は芋や豆が歌いだします。最後は北風冷たい季節に…春からずっと誰かがうたってる、なんて楽しい畑でしょう!
歌手の小室等さんと共に、全国津々浦々「はたけうたコンサート」が開かれ、小室等さんとともに巡業した田島征三。東京都西多摩郡の旧日の出町に引っ越し、半分農業・半分絵描きとしてヤギと家族と暮らしてから、野の草花や畑の野菜、田んぼの稲が育つのをその目で見つめ続けました。この時代に描かれた絵本は、こうした里山の生き物や自然の生命力があふれています。
【関連する作品】
▼畑が題材になった絵本
≫『はたけのともだち』
≫『はたけのカーニバル』