おじぞうさん
まごのじろっぺのねしょんべんがなおりますように、ばあちゃんがだいふくもちをそなえて、おじぞうさんにがんかけた!そこからはじまる、奇想天外おったまびっくり爽快絵本。
- 出版社
- 福音館書店
- 作者
- 田島征三
- 発行年
- 1988年
- 価格
- 990円(税込)
孫の寝小便がなおるようにと、おばあさんが供えただいふくもちに、おじぞうさんがよだれをたらすことから始まるユーモア溢れる物語。つぎつぎに起こるちいさな事件ごとがつながって、最後の最後は、無事に寝小便が治るとさ。おじぞうさんおおきにありがとう。おれいによだれかけ!この絵本が描かれたのは、田島征三が東京都の旧日の出村で自然と向き合いながら暮らしていたころでした。生活の中で関わる里山のさまざまな存在が物語のなかで朗らかに登場します。人間も、動物もおじぞうさんも、みんなが一つの出来事に巻き込まれつながってゆく、愉快で爽快、子どもたちに人気の一冊です。
<とわちゃんからの感想>
私はこの絵本が大好きです。このえほんのおもしろいところは、じろっぺのねしょんべんが治るようにと大福もちを3つお供えしたところから、ねしょんべんと、全く関係のない事件がどんどん連鎖していき、でも最終的には、ちゃんとじろっぺのねしょんべんが治るところです。
私は、このほんを初めて読んだとき、爆笑してしまいました!ぜひ、読んでみてください!