やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち
双子のあかちゃんを産んだヤギのしずかは、お乳を出すために、たくさん草を食べます。バリバリムシャムシャゴクン!勢いよく食べていたので、バッタの足をかんでしまいました。さあ、しずかのたいへんなたいへんないちにちのはじまりはじまり…!
- 出版社
- 偕成社
- 作者
- 田島 征三
- 発行年
- 2011年
- 価格
- 1,430円(税込)
ヤギ絵本の数々を描いてきた田島征三の、明るくて愉快な作品です。読んだ後は、お腹が空くかもしれません!
絵本と木の実の美術館の母ヤギしずかも、たくさん草を食べます。目の前にご馳走があれば、子ヤギがいようが気にせず食べます。その勢いは見ていてあっぱれです。バッタの足を噛んでしまっても、ガマガエル君を踏んづけてしまっても気にせず食べ続ける母ヤギの逞しさが楽しく描かれています。
田島征三の絵本に自然に描かれる生き物同士のかかわりも、毎日方々で繰り広げられているのでしょう。
みんなの「よかったね よかったね」の歌が、聞えてくるようです。