鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館

冬季休館中| CLOSE

2024.3.29(金)

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EXHIBITION

企画展

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」 特別企画展「カラダのなか、キモチのおく。」 アーサー・ビナード×田島征三

2018.07.29 - 2018.09.17

「空間絵本」第2章が、幕をあける!田島征三の「空間絵本」が、アーサー・ビナードの詩とともに、校舎の外へ飛びだした。小川のせせらぎヤギのはなし声、生きものと親しむ「場」も新たに誕生。嫌われ者のマムシにとって、この里山はどんな居場所??

メインの作品は車椅子でも通行可能な65メートルにも及ぶ巨大マムシのトンネル。現代の空師・樵(きこり)とも言える特殊伐採の名手たちの力によって道が開けた、かつてない大規模な制作となった。アーサー・ビナード作詞作曲の「マムシ小唄」がマムシの体内で響いた。
ビオトープエリアには人工的な小川を制作。

マムシ毒ばなし 詩 アーサー・ビナード

もちろんわたし毒があります。
どこに?
あたりまえさ
からだのなかにもってますよ。

ニンゲンの毒のもちかたは
どうもズサンでこまります。
からだのそとでじゃぶじゃぶつくって
まいたり…たらしたり…もらしたり……

マムシの毒はマムシのなかで
きちんとかんりします。
右目の前と左目の前に小さなうつわが
二つ並んでわたしはいつでも毒が見える。

ニンゲンの毒も。

素材:竹、木材、流木
協賛:ホルベイン画材株式会社
協力:株式会社マルイチ、NPO法人 さんわーくかぐや

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