ヒミツのかいだん
絵本と木の実の美術館には、細長いヒミツの階段があります。今は、上ることができません。お客さんは、階段を見上げて「上がった先はどこへいくんだろう…」と口をそろえます。そう思ったら、この絵本を開いてみて!
- 出版社
- 小学館
- 作者
- 田島征三
- 発行年
- 2019年
- 価格
- 1,430円(税込)
絵本と木の実の美術館は、元々小学校でした。旧真田小学校は、雪国には珍しい木造の校舎です。小学校の頃から残る、一つの階段。今は使っていませんし、上ることもできません。この秘密の!階段が絵本になりました。
お話は、最後の在学生ユカとユウキが入学する時代に遡ります。
入学したユカは細長い階段を見つけ、上級生のユウタロウは「郵便屋さんが登って行ったよ。」と教えてくれます。
ユカが細くて長い階段を上がってみると…!
学校にはたくさんの「ふしぎ」がありますよね。それぞれに何かしら思い出すものがありませんか?
ドキドキとハラハラが一緒になった先には、雪国を超え、国境を越えた広い広い世界がありました。
子ども時代の体験は、無限!
冬の間、郵便屋さんが休憩のために階段の先にある一室で休んでいたのは、本当のエピソード。
これは、ここだけの話…。
【関連する作品】
▼旧真田小学校が舞台になった空間絵本物語
≫『学校はカラッポにならない』
▼学校の外(ビオトープ)が舞台になった物語
≫『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』
▼『ヒミツのかいだん』に登場するオバケ「トペラトト」の絵本
≫『トペラトト おもいでをたべるオバケのはなし』